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想いが通じるその瞬間

2017/02/17 _ NEWS

今日、DESIGN SETTA SANGOのフラッグショップである奈良県三郷町のCAFE FUNCHANAに、2人の女性が来店されました。初めて来られたご様子。コーヒーとシフォンケーキをご注文。ふと店の奥に並んでいるSETTAが目にとまり「わぁ、懐かしい」と駆け寄って来られました。

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60代半ばのその婦人のお話を伺うと、引っ越す以前はずっと三郷町にお住まいだったそうで、婦人の祖母が内職で鼻緒を作る作業を家の中でされていたそうです。懐かしいねぇ、素敵ねぇ、と愛おしむように手に取って眺めていらっしゃいました。一緒に来られていた80代の女性に「なぁ、これ見て!三郷の草履やって!ええやん!」と嬉しそうに話していらっしゃいました。

「これ、なんぼなん?」きた、関西では一番最初にくる質問です。「私たちの製品は6000円から高いものは15000円を超えます」と恐る恐る答えました。「高い!」予想通りの反応が返ってきました。三郷の従来の草履をご存知の方なら当然のリアクションだと思いました。私はすかさず「鼻緒の生地、天の素材、履き心地、底のゴムへのこだわりはどこにも負けません」と言うその途中で、婦人は「分かるわ。私、おばあちゃんのずっと見てたから分かる。全然ちゃうわ。ゴムも全然ちゃうな。鼻緒もえらい素敵やわ・・・。」しみじみと「分かる・・・分かるわ。」とおっしゃって下さいました。

通じた!!と私は心の中で叫びました。

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「5月になったら絶対買いにくるな!」晴れ晴れとした笑顔でお店を後にされたご婦人ふたり。嬉しくて嬉しくて胸が熱くなりました。おばあちゃんの記憶を、ご婦人の期待を決して裏切ることのない製品を、子どもたちの代にもつなげていきたい。強く感じたのでした。

もうひとつ。先日、奈良テレビ「気ままに歩こーく!」でカフェとSETTAの事を両方取り上げて頂いたお陰で、カフェで沢山のかたに声を掛けてもらうようになりました。SETTAについて熱くしゃべりまくる姿が印象的だったようで。

「テレビ見たで!あんた、私ら地元のもんよりよっぽど三郷の雪駄、好きなんやな~」

株式会社DESIGN SETTA SANGOの代表取締役も広報担当者も三郷出身ではありません。でも、だからこそ古くから根付く三郷の草履・雪駄産業の素晴らしさがわかるのです。広く伝えたいのです。それを三郷町の人に知ってもらえたことが「気ままに歩こーく!」のお陰だなぁと感じています。

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