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UCCコーヒー博物館を訪問

2017/10/19 _ NEWS

UCC上島珈琲様のコーヒー博物館を新たなSETTAを携え訪問いたしました。
同席して頂いたのは滋賀県愛荘町の近江上布伝統工芸士・南さんと役所の方。そして応対して下さったのはUCCコーヒー博物館の山岡館長です。
実はUCC様の使用済みコーヒー豆麻袋を再利用してSETTAを作るという企画・開発を水面下で1年間かけて行っていました。

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始まりは昨年10月末に関西国際空港で行われた「関西産業観光博覧会」でDESIGN SETTA SANGOのブースと滋賀県愛荘町のブースのメンバーで意気投合したのがきっかけでした。
伝統ある麻織物の町・愛荘町の生地を雪駄の鼻緒に使用してはどうかという話から、現在発売中の「野々捨カタガミシリーズ」や「近江上布ビンテージシリーズ」が生まれました。
新聞やテレビにも取り上げて頂き、反響の大きいシリーズです。
そしてそれと同時に企画が上がったのが、愛荘町にあるUCCコーヒー滋賀工場をご縁に、使用済みコーヒー豆の麻袋の再利用できないかとのお話だったのです。

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コーヒー豆麻袋はエチオピアやブラジル、ベトナムなど世界中からUCC様に送られてくるコーヒー豆が入ったドンゴロス(麻)の袋です。生豆の状態から、UCC六甲アイランド工場で焙煎されます。その際に破棄されるものをいくつか頂戴し、雪駄の天(足を乗せる部分)に使用する試作が始まりました。
匂いがきつくそれを取り除くことと、麻の編み目があまりにも大きかったのをぎゅっと詰めること。袋に印刷されているカラフルなデザインを生かす断裁をすることなど、課題は山積み。
職人・芝﨑夫妻と三郷町でクリーニング店を営む塚木さんの根気強い試行錯誤のお陰でようやく課題をクリア。
天の状態で仕上がってきたものを見たDESIGN SETTA SANGO代表・星田も感嘆しました。

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苦労の末、出来上がった天に合わせる鼻緒は、伝統ある近江上布の麻織物です。現在では同じデザインに染めることは出来ないと言われているその貴重な生地を挿げて、この度、UCCコーヒー博物館に展示して頂く雪駄となったのです。

コーヒー豆の麻袋を再利用し、そこに伝統技術で類を見ない付加価値をつけたまさに「アップサイクル」を実現した1足になりました。
アップサイクルとは、従来の再利用を意味するリサイクルではなく、さらに価値を高めるような加工を施したものを意味します。

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近日中にパネルなどと一緒にUCCコーヒー博物館に展示して頂く予定です。
ぜひ皆様、神戸ポートアイランドにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。様々なコーヒーにまつわる展示見学や体験が出来るなど五感で味わうコーヒーワールドが楽しめます。

UCCコーヒー博物館(神戸ポートアイランド)
http://www.ucc.co.jp/museum/

近江上布伝統産業会館(滋賀県愛荘町)
http://asamama.com/

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