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ののすてのせった(うめだ阪急本店)
2017/05/31 _ NEWS
うめだ阪急本店にて5/24-29の期間、開催されていた「越智和子の布仕事」を訪れました。風を感じる近江の麻と題され、伝統工芸士による地機織りと手績みの実演や近江の麻製品、麻布地の販売が行われていました。
そこでお披露目されていたのが三郷の雪駄と近江の麻がひとつになった新しいDESIGN SETTA SANGOの形。
ブラックのSETTAは滋賀県愛荘町南野々目にあった「野々捨商店(ののすてしょうてん)」が型紙捺染をするために使われていた型紙のデザインを鼻緒に仕上げました。野々捨商店は明治17年創業で、平成14年に廃業してしまったのですが、型紙は「ののすておりがみ」として今なお愛されるデザインなのです。(ののすておりがみとは・・・httpss://nonosute-origami.tumblr.com/about)
ホワイトのSETTAは伝統織物・近江上布を鼻緒に使用した大変希少価値の高いものです。こちらについてはまた後日、たっぷりとご紹介するとして。
この「ののすて」柄のDESIGN SETTA SANGOはこの会場内で予約を受け付けていました。まだ限定的にご紹介している段階ですが、この先広く皆様にお届けできるように進行中です。
伝統的な側面はより濃くなっているのに、デザインはさらに尖ったSETTAに仕上がっています。ぜひご期待くださいませ。
越智和子先生と一緒にお写真頂きました。近江上布の西川さんもありがとうございました!